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認めるエンジニア

自分の弱点から言うと人を簡単に認めないこと。例えその人があることですごい成功したとしても気軽く認めないこと。

でも、今まで認めたエンジニアは二人いる。一人は元L社のチームマネージャー、もう一人のはやめたAndroidエンジニア。

一人目の元L社のチームマネージャーは検索エンジンや、ゲームプログラミングの出身でiOSの開発には知識はゼロと言っても過言ではない。 しかし途中で自分のコードにメモリリークじゃないの?こうやったほうがいいじゃないの?のアドバイスをしてくれた。 自分も確かにと思いながらやって、プロジェクトの終わりの飲み会でその真実を知った。 “大変だったよ、俺はiOSの知識が全く無くてお前らが書いたObjcコードを深夜3,4時まで本読みながら解読して勉強した。まあ過去の話だし、今日は飲もう!”

もう一人はやめたやつだけど、厳しいやつだった。自分が作ったAPIのバグを探すのが趣味みたい。いろんな例外ケースを試してここがだめだ、そこがダメだ、と言ってくる。 言ってることが正しいので、反論することなく修正してあげる。というかあいつはなんでそんな例外ケースを思い出すんだろうと思うぐらいだ。 普段は無口で余計なことはしゃべらず、ただただ論理的にシステムを正しく設計しようとしてた。

よく考えてみると二人は共通点がある。なにことも終わってから話すことだ。 先にここがもしかしてダメじゃない?とかなくて、自分まず試してから話す、要は手を動かす人達だった。 それにわざわざ仕事のアピールする人ではなかった。どっちも普段無口でコレをやるの宣言してからやるのではなく、コレをやった派だった。